御子柴の救出、籠城からの戦闘、島からの脱出…そして黒幕との対峙を経て平穏な暮らしが戻る『天獄の島 Season2』4巻(完)【ネタバレ注意】
~前巻までのあらすじ~ 死刑が廃止された近未来の日本。最も重い「島流し」の刑を受けた凶悪犯罪者たちは監獄の島・天獄島に送られていた。 だがその島では、人間のリサイクルを目指す人体実験が秘かに行われていた。 「不老」の特異体質を持つ少女・いちは島内で研究に利用されていたが、島に潜入した青年・御子柴により助け出される。 研究施設を壊滅し島を脱出した御子柴は、いちと共に中東に潜伏していたが、第二の監獄の島・天極島が選定されたことを知ると、再びいちが狙われることを危惧し日本の特殊捜査官である守野碕とカルロスに護衛を要請。 だが囮となった御子柴はいちを狙うイリノフという男によって捕らえられ