魔法少女リリカルなのは二次創作小説「False of Heart」 Act. 2
ティアナが冷蔵庫のあるキッチンへ消えるのを、けっきょく、スバルはのんきなことにもう一皿平らげながら見送っていた。親指についた、からあげチキンの脂まで惜しみなくしゃぶりつくしている。皿はあっというまに骨の山ばかりとなった。「スバルはほんと、おいしそうに食べてくれるね。作りがいがあるよ」「なのはさん、そりゃそうですよ~。こんなにおいしいんですから。食べない方がおかしい」リスのように食べ物をたくさん詰め込んで袋状になったスバルの頬は、まさに落ちるにふさわしいといったありさま。そして、彼女の手が休み、口のなかが空になった暇はないほど。「ちょっと作りすぎたぐらいかなと思ってたけど、だいじょうぶそうだね。たくさん食べていってね」「はぁ~い。そりゃ、もう喜んで、ゴチになっちゃいます」さらに旺盛な食欲を満たすべく、スバルは向こ...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「FalseofHeart」Act.2